この記事のまとめ
技術的な論文と勘違いして読んだけど違った。でもおもろかった
ロボットとのコミュニケーションによる”人間性の空洞化”を回避するためには、ロボットに人として接することが望ましいみたい
社会全体で「ロボットに人として接する」を行なったとき、ロボットは人権を得るよなと思った
論文の情報(Google Scholarから)
梅田悠太 – 国際日本研究, 2016 – tsukuba.repo.nii.ac.jp
https://tsukuba.repo.nii.ac.jp/record/40510/files/JIAJS8_ON4_Umeda.pdf
落合先生のフォーマットをベースに整理する
今度別記事で解説するね
α. どんなことを期待してその論文を読んだのか
ロボットとかチャットに酒を飲ませてる研究を探してるんだけど、見つかってないのよ
α. 自分がどんなことに興味を持ちやすいか
2023年5月10日現在は、”飲みニケーション”とそうでないコミュニケーションは何が違うのか知りたい
1. どんなもの?
未来、ロボットと人間の子どもがコミュニケーションをとるだろう。それは子どもの人間性形成に影響を与えるよね
梅田さんは「人間性の空洞化」を解決するために、「2次元的メディア」と「3次元的メディア」という考え方を提案してる
ロボットは「2次元的メディア」と「3次元的メディア」の融合なんだって
締めくくりの文言がオチてておもろい
2. 先行研究とくらべてどこがすごい?
「ロボットとの関わりで人間性が空洞化する」といっている研究がめずらしい
3. 技術や手法のキモはどこ?
手法のキモだね、めっちゃいろんな文献読んでストーリにしてある
4. どうやって有効だと検証した?
仮説を
「ロボットに人として接することで、
ロボットとのコミュニケーションによる”人間性の空洞化”を回避することができる」
とするなら、検証はしてない
5. 議論はある?
論文中には出てこないけど、検証するなら長期でやる必要がありそうだよね
6. 次読むべき論文は?
引用されてたこの辺の論文かな~
橋場利幸(1998)「現実と非現実のあいだ―ネットワークコミュニケーションにおける相互理解の問
題」『相模女子大学紀要』, 62, 95-106
橋場利幸(2003)「情報化社会と思考の空洞化―何のためのネットワークリテラシーか」『相模女子大学
紀要』, 67, 11-21
橋本典子(2001)「人格(ペルソナ)について―対物倫理(ethica ad rem)を通して―」『青山学院女子短期大学総合文化研究所年報』, 9, 13-24
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